個展// GULI GULI galleryにてSense of Wonder

本日は個展のお知らせです。
5月22日から大阪池田にあるGULI GULI galleryにて個展 Sense of Wonder を開催します。

Sense of  Wonder。
日本語に直訳すると「神秘さや不思議さに目を見張る感性」。

目に見るもの全てが新鮮で輝きに満ちていた、幼き頃。
だがしかし、大人になるにつれ、経験するものが多くなり、
驚きや好奇心が少しずつ減っていく。

世界をもう一度、新鮮な気持ちで出会えることができたとしたら
きっと、目に見る全てのもの、体験するあらゆるものが感動で満ち溢れている。

もう一度新たに”世界と自分に出会い直す”ための展示です。

実は、会場のGULIGULI galleryでは2016,2017に個展をさせて頂いています。
(2016の様子>> CLICK)
(2017の様子>> CLICK , CLICK )

いくつかの場所で書いているけども、私にとってGULI GULI galleryは絵描きとしての原点となる場。
活動を始めた初期の頃から、今日に至るまで、どう言葉にしたらいいのかわからないほどお世話になっている。

いつも以上にGULI GULI galleryで展示をする際は背筋が伸びる。

前回、前々回と「筆を持つ」というタイトルで展示をした。
直球に、筆を持つことそのものが大切である、という意気込みに似たタイトルだった。

今回、私は、絵を描くことに「出会い直す」心地で制作をしている。

これまで慣れ親しんだ画材や技法を一旦脇に置き、描く行為そのものを新しく捉え直すような感覚だ。
だから、これまでの作品を好んでくださっていた方にしたら、ちょっとびっくりするかもしれない。

話は飛ぶが、2月にギャラリースタッフの中川さんと打ち合わせをした時に言われた言葉が心に残っている。「これまでのノムラカヨの作品ではない、吹っ切ったもの、境界線を超えたもの、を期待している。」と。さらに「思いっきり楽しんで、伸び伸びした感じで描いて欲しい。」と。

その日の日記に私はこう記した「5月の展示、ぞくぞくする。境界線を超える…。成長し続けるためには、破壊、挑戦、脱皮、がキーワード。遊び方をしっるこおと。色々なものを試すこと。」と。

だからこその、Sense of Wonder。

こうやって綴っている今も、制作の真っ只中なわけだけども、搬入当日に「やり切った」と感じながら搬入ができるように、進めていきたい。

 

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Sense of Wonder
日時:2021.5.22sat-6.6sun・11:00-18:00 (火休み)
場所:GULI GULI gallery
(大阪府池田市鉢塚2-10-11)
在廊予定日:土日午後から