2021年カレンダー、予約販売開始 -Coyomi Calendar-
2021年のカレンダーの予約販売がスタートしました。
来年のカレンダーは、自分にとって最も大切な核となる「対話と絵」に根付いたカレンダーに刷新しました。(経緯の詳細はこちら> Coyomi Projectとは?、対話を終えて )
でも、実際 手にとってもらったらわかりますが、一見、ただのカレンダーです。
奇をてらったデザインでもない。
じゃあ、どこに想いを注いだのか。それを綴ろうと思います。
これはカレンダーの制作話だけども、生き方の話でもある。
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多くの方と同様、2020という年は、歩みを少し止めて、足元を見たり、これまでの歩みを振り返るような時間でした。
特に、3月から5月の間は、ひとつひとつやってきたことを見直し、同時に、「私はこれからどんな道を歩んでいきたいのだろうか?」と自問自答した時期でもありました。
向き合っていく中で、全てを一新しようと思った。
これまでのやり方、これまでの付き合い、これまでのしがらみ。
全て無に戻す、というか。
新時代において、過去のことは、誤解を恐れずに言えば、どうでもいい。
だからカレンダーも、今まで ”日々を照らす「お守り」の存在” を意識して描いていましたのを、変えたいと思った。
そんな中、今回制作に携わってくださったデザイナーの村松さんが「対話をして制作したらどうでしょう?」とおっしゃった。
「はっ!それだ!」とその瞬間からワクワクが止まらなくなった。
Dialogue Drawingをはじめ、「対話と絵」を軸に活動していたのだけども、カレンダーも対話で、というのは想像できていなかったのだ。
どのように参加者を募ろう?何を話す?そしてどのように制作する?
と色々クリアしないといけない事はあったけども、やっぱり私にとって、「対話」って大事なんです。
絵を描くこと以上に大事なのかもしれない。
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この世界には本当に多種多様でいろいろな人がいて、いろいろな職業人がいて、いろいろなバックグラウンドを持っていて。
共通点なんて一見なさそうな方たちの話を聞いている中で、見つけた核。
「表層的には違っていても、根本では一緒だ。」
20名以上の方とお話をして、そう確信しました。
それを絵にした12枚。それがCoyomi Calendarです。
急にとても生臭い話になりますが、「アーティスト」が生きていくには、絵を描くだけでは暮らしていけないことがほとんどで、このようなグッズも大事な収入源になります。でも、グッズを通して利益を優先したいわけではない。
私が自分と対話をしながら自己理解を深めていくように、このカレンダーを手に取ってくださった方が、カレンダーを見るたびに、自ずと自分と対話できる時間があるといいな、、忙しい毎日や、未来がどうなるかわからない不安のなか、ホッとできるひとときを持てたらいいな、と本気で思っているし、絵の力って底知れないと私は信じているので、なかなか原画を飾るということができない状況でも、カレンダーを通して、それを実現してもらえたらいいな、と勝手に願っています。
今回のカレンダー、デザイナーの村松さんのおかげで、自分の軸を形にしたカレンダーに仕上がりました。
次の年は次の年で、また改善点が出てくるのだろうけども、今の精一杯を出しましたし、このCoyomi Projectは来年以降も続いていきます。
結論。
何が言いたかったかというと、
自分の軸を大事にすることがやっぱり大切、
それに尽きるということ。
いろいろな情報で溢れている現在だけども、
それらの情報を少し停止して、自分と共にいる時間を持つということ。
それが私にとっての対話だし、そのような時間を提供する絵を描いていきたい。
沢山の想いが詰まった”Communicationに基づいたCoyomi Calendar”
ぜひご覧ください。
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