誰の声に従うの? Who Do You Go With?
今、アメリカの音楽業界を賑わせている14歳の歌手がいる。
彼女の名前はグレース・ワンダービル。
2016年に、アメリカのオーディション番組
America’s Got Talentで優勝した女の子だ。
ただ、歌うことが好きだった彼女は、
自分で作詞作曲をし、ウクレレ一つでそのオーディション番組に臨んだ。
審査員の一人が「自信のほどはどれほどですか?」と聞いたところ、
彼女はこう答えた。
「正直わからないけども、奇跡というものが起こるかもしれない。」と。
そしてその通りの結果になった。
そのオーディション番組で優勝後、瞬く間にデビューし、
既にCDを2枚出しており、アメリカ各地でライブツアーも開催している。
(日本にも昨年プロモーションに来た。)
● 誰の意見を信じるか
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なぜグレースのことを長々と書いているかというと、
Foundation of Better Lifeというノンプロフィットの慈善団体に
彼女が放っていたメッセージがとても印象深く、その内容をシェアしたいと思ったからだ。
ちなみにFoundation of Better Lifeは価値のある価値観を奨励し、
それを世界に伝えていくことを目的に設立された団体だ。
前述した通り、オーディション番組で優勝したことで
一気に有名になった彼女の取り巻きたちは、
「もっとこういう歌を歌うといい」
「こういう服を着るとファンが増える」等々
アドバイスを彼女にしたという。
10代前半の彼女にとって、それはとても困惑する内容だったという。
ニューヨークに住んでいる、ごく普通の、音楽が好きな女の子が、
ある夜を境に有名になり、デビューをし、
いろんな大人たちが色々な意見を彼女に言ってきた。
その時に、彼女はこう思ったという。
「仮に私が自分の直感を信じないで、
周りの大人たちのいう通りのことをして、
その結果、自分の道が頓挫したとしたら、
一生後悔するだろう。」と。
よって、彼女は、ただ、自分を信じて、
セルフプロデュースをし、音楽活動を続けている。
(もちろん両親や信頼する人たちの意見は聞き入れていると推測するが)
● 言われた通りでいいのか?
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彼女のこの言葉を耳にした時、
仮に自分が彼女の立場だったら同じような強さで信念持って、
自分の信じる道を歩いていけていただろうか、と考えずには言われなかった。
他人の言われた通りにすることのほうが、簡単だから。
他人の言われた通りにすることのほうが、楽だから。
他人の言われた通りにすることのほうが、責任転換できるから。
でも、「他人の言われた通り」のことをして、
仮に自分の望まない方向に行ってしまい、結果、
好きな活動を辞めざるを得ない時がきたとしたら、
その責任は、「他人」ではなく、自分にある。
だって、自分が「他人に言われた通り」のことをすることを選択したのだから。
● まとめ
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何が言いたいかと言うと、
結局、自分の人生の責任を取れるのは自分しかいないということ。
だから、自分が心から納得した選択をすることが大事なのだということ。
それがどれだけ難しく思えたとしても、一時的な安易な方向へ行ってしまわないこと。
10代前半の彼女がどのようにして、その強さを持って、前に進んでいるのかはわからない。
でも、きっと、彼女は心から歌うことが好きなのだろう。
そして、歌うことを通して、成し遂げたいことがあるのだろう。
この幼き少女に学ぶべきことは数多ある。
ちなみに、彼女の歌も胸打つものである。
ご興味ある方は、彼女の音楽をどうぞ。
あなたは、誰の声に従って、選択をしていますか?
\Let’s enjoy this journey called life./
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2018.2.27 Tuesday(*KAYO-BI)
*KAYO-BI:毎週火曜日に更新しています。
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