人とアートをつなぐ場。Where Art Connects with People
去る日曜日、
レターアートワークショップの
初回が終了しました。
レターアートとは、
ただ、絵を描くのでもなく、ただ、手紙を書くのでもない、
レター × アートの組み合わせ。
どのような想いで始めたのか、
については以前の記事を参照いただくとして
今回は、やってみて感じた、
より抽象的な意義や意味について思考を深めていきたい。
● プロセスこそが大事。
‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾
ある参加者は冒頭、
「絵心全くないんです。申し込むのも勇気が必要でした。」
と幾分、しかめっ面でおっしゃっていました。
ですが、いざ、絵を描く段階に入ると
「自分が自分に戻れるような、無の時間を過ごせました。」
「何かを描こうと気負う必要なんてないいですね。」
っと清々しい表情で伝えてくれました。
改めて、思うことは、
上手い絵なんて存在しないし、
ましてや、
絵に正解はないということ。
・うまく描くことよりも、自分らしく描くこと。
・「今」に集中し、自分とつながること。
・純粋に表現したい、という欲求を解き放つこと。
そのような場を提供をしていきたい、
ということが明確になってきました。
絵って、本当は気軽で楽しいもの。
どんな描き方をしてもいい。
そして出来上がった作品というよりも、
描くプロセスそのものに意義があるように感じています。
● 上手い絵でないと意味がない?
‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾
絵を描くことは、極めてシンプルで楽しいもので
評価されるものでは、本来ない。
それが、学校教育や、
まわりに「上手い下手」と評価されたり、
と様々な要因がもとで、
「上手い絵を描かないと」
と思い込んでいる方が、思いの外多いように感じます。
かくいう私もその一人だったので、
その気持ちは、痛いほどよくわかります。
「上手い絵を描けないなら、描く意味がない」
とさえ思っていましたので。笑。
だって、上手くないと評価されないし
良い成績をとることもできませんでしたし。
でも、本当は、絵を描くプロセスにこそ
意味があると、今は思っています。
例えば、今回のレターアートでは
大切な人を想いながら絵を描く時間を設けました。
ある方はパートナーを、
ある方は亡き両親を、
ある方は闘病中の友人を、
ある方は自分自身を。
どのようなエネルギーで描くのか、
が上手い下手を超えて、絵に宿ります。
● 人とアートをつなぐ場を。
‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾
純粋に描く喜びを感じられたとしたら、
絵を描くことはもはや脅威ではなく、
心を浄化するものになると確信しています。
だから、
今後していていきたい活動の一つに、
「人とアートを繋いでいくこと」があります。
それは、レターアートワークショップのように
手軽に絵を描き、それを手紙というプレゼントの形にするもの
に加えて、
ただただ心の内側を描いていく内容のもの
感覚や感情を描いていく内容のもの等々
いろいろ構想を練っています。
自分を知る方法って様々なものがあるけども、
言葉以外のもの、芸術を介していくことも
ひとつのアプローチ方法だと思っています。
長くなってしましましたが
また発表できる段階になりましたら
随時お伝えできたらと思います。
● 一言編集後記
‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾
レターアートワークショップの
今年の日程が決まりました。
詳細は、こちらから◎
今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
\Let’s enjoy this journey called life./
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
2018.2.6 Tuesday(*KAYO-BI)
*KAYO-BI:毎週火曜日に更新しています。
Leave a Reply