声の出ない世界に身を置いて What's Your Say?
健康なときって
健康の有り難みについて
考えることってないよね
同じように、
声が当たり前のように出るときって
声は出て当然のものだとおもうよね
先日、風邪をこじらせたのか
何かのウィルスが喉に入り込んだのか
声が出なくなる症状に見舞わられた。
● 普段何をしゃべっている?
‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾
言葉ができないことによって、
会話ができず、必然的に
意思疎通もスムーズにできず。
とてももどかしいく、歯がゆい気持ちに
幾度となくなった。
でも、その一方で、
普段口にしている言葉がもしかしたら
無意味で取るに足らない内容なのかもしれない、
と、普段口にする言葉について
再考するきっかけにもなった。
● 一日何回、誰と?
‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾
朝起きてから寝るまでの間、
会社勤務の方だったら職場の人と、
家庭にいるのであれば家族や近所の方、
街に出れば店員さんや駅員さんに。
友達に会えば必ず話をするし
(そもそも話をするために会っているわけで)
一日中、何も口にすることがない人って
フリーランスで一日中PCの前で仕事をする人か
よっぽどの人嫌いのどちらかしかいないのではないか。
● 本音が埋もれてしまわぬように
‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾
自分が口を開けない状況の中
他者同士が会話をしている様子や
ラジオやテレビ(これはほぼ見ないけど)
で繰り広げられる会話を聞いていると
歯に衣着せぬ言い方をすると、
どうでもいい話が多いように感じてしまう。
こういうと、語弊があるのかもしれないけども、
・本当に伝えなくてはいけないこと
・本当に理解し合いたいこと
それらは、取るに足らないことで埋め尽くされて
時間がどんどん過ぎていってしまっているような
そんな印象を持ってしまうのだ。
(むろん、これは雑談やたわいもない話を
否定するつもりのものではなく
単に自分のこれまでの何気ない発言が
しょうもない言葉で埋め尽くさせていた
ように感じたというだけのこと。)
● エネルギー量として。
‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾
極端な話だが、もし仮に一日10回しか
言葉を発することができなかったとしたら
もう少し話す内容について
慎重にならないだろうか。
芸能人の話だとか
誰それの噂話などで
無駄にしたくなくならないだろうか。
何が言いたいかと言うと、
言葉ってエネルギーだと思っているということ。
例えば一日の総量が100だとする。
走ったり話したり活動することで
どんどん目減りしていく。
(実際、喉が痛くなり、声がでなくなり
熱と頭痛でうなされていた時、
水を飲むという動作をするだけでも、
多大なるエネルギーを使うのを感じたし、
ましてはネットサーフィンをしてしまった時には、
とてつもない勢いでエネルギーが
目減りしていったのを実感した。)
だからこそ、「何を発するか」
というのは、思っている以上に
大事なことなのではないだろうか。
● 一言編集後記
‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾
雑談からアイディアが生まれることもある。
だけども、ただ沈黙が怖いから話し続ける、とか
暇だからぺちゃくちゃ喋り倒すのは何か違う。
以上、
喋れなくなる体験から
感じたエピソードでした。
もし、一日一回しかしゃべれないのだとしたら
誰に、何を、伝えたいですか?
\Let’s enjoy this journey called life./
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
2018.2.20 Tuesday(*KAYO-BI)
*KAYO-BI:毎週火曜日に更新しています。
Leave a Reply