結局、どう生きたいか、だね。What’s Your Choice?


先日、写真家の忠地七緒さんにお声をかけていただき、
写真集出版記念トークイベントにゲスト出演した。
彼女とは、約1年前、私が清澄白河のiki ESPRESSOで個展をした際に
プロフィール写真と会場風景の撮影をお願いしてからのご縁。
共に、芸大ではない大学を出て、一般企業に勤務したのち、
アーティストに転向している、というバックグランドを持っている点で
似たような悩みであったり想いを共有している。
今回のトークイベントは、私が忠地さんにインタビューをしながら
彼女の内側にある想いを引き出す形式だったのだけども、
トークイベントを通して強烈に感じた2点のことについて、
今日は綴っていきます。

● 言葉にする、強さ
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突然だけども、
アーティストには2つのタイプがあると思う。
生み出した作品に対して、
それが一体何を意味するのか、どういう想いを込めた作品なのか、
をうまく言葉で伝えることができないタイプと
理路整然と説明することができるタイプと。
もちろん、どっちが良くてどっちが悪い
というのはない。
ただ、言葉にすることによって、
初めて理解できることってあると思うのだ。
写真も絵も、共に感覚や感性を通して理解するもの。
だから普段芸術に慣れ親しんでいない人からしたら
どのように見たらいいのかわからないかもしれない。
下手したら、素通りしてしまう可能性が高い。
アートをどう見たらいいか戸惑う方に対して、
「この作品は●●という想いを込めて作りました」
「これらの作品に流れている根源的なテーマは●●です」等
言葉にすることで、初めて理解してもらえるチャンスが生まれる。
何が言いたいかというと
言葉にすることによって初めてわかることってある
ということだ。
それは逆に言うと、言葉にすることで
誤解されてしまうことも通じる。
100%正確に意図を伝えることなんて不可能だからだ。
それでも、そもそも、
伝えようとしないと
何も伝わらない。
言葉にすることは、リスクにもなる。
でも、言葉にすることで、より多くの方に
伝えられる手段を持てる。
だから、言葉にすることは、強さだと、
私は思う。
● 挑戦するということ
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好きな英語のフレーズのひとつに
“There’s a first for everything.”
というのがある。
何事にもはじめがある、という意味なのだが
それでも、大人になればなるほど
未知の領域にいくのは躊躇するもの。
失敗したら怖いから。
恥ずかしい思いをしたくないから。
そんな恐れや不安が渦巻くからだと思う。
でも、
失敗を恐れていたら何もできない。
逆に、
挑戦しなければ、失敗することはない。
結局は、どっちを取るか
という選択の問題になるのだが
私は、どうせなら、
せっかく生まれてきたのだから
怖くても失敗しても
それでも、挑戦する道を選び続けていきたい。
● まとめ
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とてもありきたりな表現だけども
人生は、選択の連続。
そして何を選択するか、
で人生は形取られていく。
だから、「どうなりたいのか」
という意図を持ちながら、
一つ一つの選択肢を選びとっていきたい。
● 一言編集後記
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ちょうど、昨日読んだ新聞で
ビートたけしが先日71歳になったけども
小説執筆や新番組にも続々と挑戦している、
っていう記事を読んだ。
カッコよくいうと
私も「挑戦し続ける人生を選びたい」
ということ。
照れるね。
いや、でも、本気だよ。
だって、この人生は、一度きりなのだから。
\Let’s enjoy this journey called life./
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2018.1.30 Tuesday(*KAYO-BI)
*KAYO-BI:毎週火曜日に更新しています。

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