違いを面白がれる社会に On Watching SKIN

先月から、noteでも書き始めた。
noteとこのジャーナルの棲み分けをどうするのか
まだ明確な線引きはしていない。

そんなわけで、先日noteで書いた記事
暗闇の中から、ヒカリの射す方へ
に関連する内容を書いていきたい。

その内容は、ひたらく言うと、自身の経験と絡めた、
今アメリカで起きている人種差別デモに関する内容だ。
ご興味ある方はご覧ください。>CLICK

 

今日、人種差別をテーマにした短編映画『SKIN』を観た。
この短編は、ガイ・ナティーヴ監督が⻑編映画『SKIN/スキン』の出資を募るために、全額自己資金で製作した短編映画だ。(6/18深夜まで無料配信中)

とにかく衝撃的な作品だった。

たったの22分の内容なのに、目を覆いたくなるような、でも目を離すことが出来ないようなストーリーテリング。最後のシーンは、救いようがなさすぎるので、刺激が強いのが苦手な方にお勧めしません。そもそも、この物語は人種差別に対する強い衝撃を与えるために生まれた作品なのだろうけども。

 

人種差別の問題は、根が深くて、私がどうこう述べられるものではない。

ただ、そのことを自覚しつつも、とても関心の深いテーマである。
noteで述べた通り、幼少期アメリカで受けた差別が心に残っているというのもある。

でも、それ以上に、やはり
「なぜ同じ人間なのに、肌の色が違うだけで憎しみあうのだろうか?」

という素朴な疑問があるからだと思う。

言わずもがなだが、肌の色が違わなくても、差別やヘイトは至るところにある。
多様性を認め合いながら共生していく社会がこれからますます大切になっていくにも関わらず、だ。

私自身のホームページで、冒頭に以下のように記載している。

間違いなく、
私にとってのテーマは多様性と普遍性だ。
表層と本質、と言い換えてもいい。

そして、その根っこに
「人間って一体何だろう?」
というまるで子供みたいな疑問がある。

育った環境、受けた教育、出会った人たち。
それらでいかようにも私たちは変化する。

先ほどの短編映画『SKIN』の長編映画の主人公は、
「白人至上主義者に育てられ」、その結果「差別と暴力に生きてきた」。

だが、ある人との出会いで
「これまでの悪行を悔いて新たな人生を築こうと決意する」物語だそう。

 

本当は、誰もが憎悪と共に生きたくなんてないのではないか。
奥底では、嫌いなあの人さえ、愛したいと思っているのではないだろうか。

過去起きた出来事や根の深い価値観が、
それを邪魔しているだけなのではないだろうか。

 

人種差別について今、私が思うこと。
それは、まずは、身近な人の中で、関係を改善するべき人がいたら
そこから始まることなのではないだろうか、ということだ。

もちろん、人種差別はよくない。
そして、なぜ今このような状況に陥っているのか、
わからないことは勉強を続けるのは必須だ。

その上で今、自分の身近な環境の中でのヘイトを
少しずつ緩めていくことが、広く定義をすると
人種差別の撲滅につながっていく。

少なくとも、私は、そう思う。

 

最後に。

私が思い描く社会は、違いを忌み嫌うのではなく
面白がれる社会。

いろんな凹凸がパズルのように重なり合って、
ひとつの大きな絵が完成していく世界。

まずは頭の中で、それをイメージするところから、
理想を思い描くところから、全てが始まる。

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I hope for a day where we can accept the differences in each and every one of us instead of cutting it off like some kind of disease. I hope for a day where we can learn from the differences instead of hating each other because of it.   I wonder, if all of us were exactly the same, how lame and boring earth would be. We are here to learn and understand one another in spite of all the differences.  And all that starts from me and you.  語弊を恐れずにいうと、「違い」をもっと、面白がれるような日が来るといいな。 肌の色の違いもそうだし、バックグラウンド、価値観、ものの考え方。 逆に、皆一緒だったら、世の中、なんて味気ないものになるんだろう。  まずは、自分から、行動に変えてゆこう。

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2020.06.16
Kayo Nomura