新型コロナウィルスに伴い、新しく始めたことのお知らせ New Beginnings

先月末から京都文化博物館別館にあるギャラリーで始まった個展は
新型コロナウィルスの影響で、会期半ばで中止となりました。

日々のニュースと感染者数を追っていた私にとって、それはある程度予想できたことなのですが、いざ本当に強制終了が現実となると、月並みな表現ですが、ショックでした。

京都の展示が決まったのが昨年の夏前だったかな。
テーマを決め、作品やシリーズについて思案し、DM作成&配布、額の手配、キャプションと値札作成、そして搬入、、それらが全て水の泡。

しかも、7都府県緊急事態宣言が出たものだから
作品を取りに行くこともできない。

でも、そんな状況だからこそ「今、この状況下でできることは何か?」
ということに頭を巡らせ、
以下2つのことを実行することを決断しました。

 

その1) Onlineでの作品購入に踏み切り

これまでオンライン販売に対して後ろ向きな気持ちが強かったのですが(画像と実物ではどうしても色彩を細部まで再現できないことや、原画の持つエネルギーを肌で感じて欲しいという願いなど、挙げ出したらキリがありません)、オンラインでの購入を強化していくことを決断しました。

実はというと、HPリニューアルを行った今年の初めから、作品を購入できるような仕組みは取っています…!ですが、先に記した理由から、積極的にお知らせしていませんでした。

既に私の手元にない作品も多く掲載されていますが、購入にご興味のある作品がありましたらHPからご覧いただけると幸いです。オプションで額をつけることもできますので、お気軽にご相談いただければと思います。(徐々に新旧作アップしていきます)。

・今月に限り、送料無料とさせていただきます
・今月注文いただいた作品に関して、売り上げの半分を医療機関に寄付します

作品ページ

 

その2) OnlineでのOmamori Drawingを開始

通常はイベントや個展会場にて対面で行っているのですが、先日Instagramでのプレゼント企画を皮切りに、オンライン上でのリクエストがありましたので、オンライン開催に踏み切りました。

家にいることが多いこの時期、対話と絵を通して、自分の気持ちを安らかにする時間を持てる人が少しでも増えますように、という気持ちを込めて。


Omamori Drawingとは、
あなたにとっての「お守り」となるような手のひらサイズの作品(名刺サイズ)を、対話をしながら描くプライベートなミニライブドローイングです。
お申し込み・詳細はこちら

 

その他)
自粛することが求められているこのご時世、なんでもかんでもOnlineに頼りがちで、「本当にそれでいいのかな?」と思わなくもありません。実際、悩みました。何がベストかなんてわからないけども、「よりベターな選択は何か?」と考えた時に、上記の2点に踏み切ったわけです。

上記以外にも、考えていることがいくつかありますので、リリースできる時点になりましたら、改めてご連絡いたします。

2020.04.14
Kayo Nomura

余談ですが、コロナのおかげでたくさん自然の中を歩くようになりました。
この新習慣は続けていきたいものです。