余白時間のススメ Like a Blank Canvas


突然ですが
「緩めるための時間」取っていますか?
人によって「緩める」の定義が違うだろうけども、
敢えて定義するとしたら
・時間やTo Do Listに追われずに
・自分の心が穏やかな波のような状態で
・仕事のことや家族のことでなく
・自分が豊かになるための時間
つまり、自分のためだけに使う
生活と仕事から切り離した「余白」の時間。

●私にとっての余白の時間って?
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先日コーチングをした時に、クライアントの方が
「2019年はとにかく忙しく動き回っていて、
 ゆっくりと腰を落ち着かせて自分のための時間を
 取れずに1年が過ぎてしまった。」
「次のステップに進むためにこれまでの活動を振り返り
抱え過ぎているプロジェクトを断捨離するための時間を確保したい。」
「さらに、自分を緩めるための時間を定期的に取りたい。」
というテーマでセッションを申し込まれました。
(*クライアントの方には本文に紹介する旨承諾を得ています)
お話を進めていく中で、
「でも、そもそも、
 自分にとって緩めるってどういうことなのだろう?」
という問いに。
・読書や映画鑑賞
・自然の中に身を置く
・旅行
・ゆっくりお風呂に入る
・好きな音楽を聴く
・日記を書く
・体を動かす 等々、
人によって緩める方法は違うもの。
●自分を大切にする行為
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大切なのは、当たり前だけども、
自分オリジナルの「処方箋」を作っておくこと。
それは、結局のところ突き詰めると
「自分自身とより仲良くなること」になるわけで。
そして、自分にとっての余白の時間はコレだ!と
以前思っていたことがあったとしても、
例えば結婚して出産してライフステージが変わることで、
望む緩め方が変わってくることも。
自分も周りも変化し続けるものだから
当然といえば当然ですよね。
だからこそ、
定期的に自分自身を知るための時間を
作っていけたら最高。
● コーチング=対話
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その一つの方法がコーチング。
コーチングと聞くと、
「目標達成!」「体育会系!」「とりあえず前向き!」
という熱血なイメージを持つ方もいるけれども
対話をしながら、
考えの棚卸をしたり、大切にしている価値観に気づいたり、
目指す方向性を言語化したり。
要は、「今の自分」をより良く知り
日々の生活をより豊かにしていくこと。
自分自身のことってなかなか自分では気づけないものだから
コーチが伴走者としているわけで、
例えて言うならば、マラソン選手として走っているクライアントを
沿道からスポーツドリンクを手渡したり、勇気づける言葉で応援したり
する役目がコーチ。
そもそも、コーチの語源は「馬車」。
馬車の役割は、「大切な人をその人が望むところまで送り届ける」こと。
そこから派生して「コーチング=目標達成を支援する」となったのだけども
全ては対話から始まります。
● 対話の時間=余白
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コーチがいてコーチングをしても
自分でセルフコーチングしても
対話を通して、自分に焦点を当て、
自分自身とより仲良くなること、
それ自体が余白の時間。
「一年終わるの早い!」と
年の終わりに多くの方が嘆くけども
だからこそ、余白の時間を持てるよう、
まずは自己との対話を定期的に持ちながら
2020年を進んでいけますように。
本年もKayo-bi(火曜日) Journalをよろしくお願いします。
2020.1.7.
Kayo Nomura