暗中模索の先に見えるもの Just in the Midst of it All


8月に入ってから描くプロセスを意図的に変化させている。
どのようにか?と言うと
これまで限りなく100%右脳的に描いてきたものを
左脳的に描く行為と、混ぜて描こうと試みている。
これは、思っていた以上に難しい。
そして、これまでのスタイルがボロボロと崩れていった。
もっと言うと、何をどう描いたらいいのか
わからなくなりもした。
それなのに、なんでそのような試みを始めたのかというと
これまでの描き方に限界を感じ始めたからだ。

● 暗中模索
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この半年ぐらい
「このままの描き方でいいのだろうか?」
と疑問に思うことが度々あった。
そして、ある出来事をきっかけに、
もうこれ以上先には進めない
というところにまでやってきて、の変化。
まだ何も見せられるような作品は出来上がっていない。
必然的に、SNSにあげられるような作品も、ない。
よって、毎日のようにアップしてきた
インスタグラムも期間限定でお休み中。
この変化に伴い、
秋のGULI GULI GALLERYでの個展が
どうなるのか、100%謎である。
●描き方が変わるって?
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「いい作品」がどういう作品なのか
それは人によって、違うもの。
だけども、
自分の中で納得できる作品を
展示できるように、一ヶ月半の間に
なんとか体制を立て直していきたい。
そう思っている。
具体的にどのように立て直していくのか
まだ今の段階では詳しくは述べられない。
なぜならば、手探りで色々と試しているのだから。
ひとつだけ決めているのは
「好奇心」を大切にするということ。
情熱的に描くことであったり
感覚や感情を主体にするのではなく
「あれ?これ面白いかも?」という
素直な疑問を道連れにするということ。
秋の個展では、
たくさんの作品を展示できないかもしれない。
7月の段階では、
個展期間中にたたくさんのイベントをやる、
と決めていたのだが、それも一旦白紙に。
どうような姿形へと変貌を遂げていくのか
もしくは、遂げられないのか、かわからないけども
やっぱり常に答えは一緒。
今、描けるものを、精一杯描いていくこと。
まだまだ、試行錯誤は続きそうです。
●一言編集後記
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試行錯誤した先に、
これまでと同じような作品が
生み出されていくのかもしれない。
それは、本当に、100%の純度でわからない。
それでも、やっぱり、私は筆を持つのです。
わからないなりに、その答えだけは、出ている。
そして、そんな状況をどこかで楽しんでいる自分も、いる。
「大変」と言いながらも
「大きく変わる」ことをどこかで
もう一人の自分が望んでいるから、
なのかもしれない。
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2017.8.8 Tuesday(*KAYO-BI)
Kayo Nomura
*KAYO-BI:毎週火曜日に更新しています。

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