一番の後悔は何? There's a First for Everybody
先日、2年前初めて個展をさせていただいた
「日本茶カフェひとひ」に行ってきた。
初めての個展の時、
わからないことが多すぎて
オロオロしっぱなしだった。
例えば
どのぐらいの作品を用意したらいいのか
作品以外の備品には何が必要なのか
空間ディスプレイをどうしたらいいのか
DMはどう作ったらいいのか等、、、
初めてのことだらけで、
多くの時間と手間をかけた記憶がある。
学生の頃ならいざ知らず、
大人になっても、やってみたことがないことって
どう足掻いてもわからないんだなぁ、
という当たり前のことをそのとき思った。
久しぶりにひとひの名物かき氷を食べながら
「あれ?その状況、今も大して変わらんやん」
と我に返った。
●海外で展示することの難しさ
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今は、目下ニューヨークの展示に向けて
全力を尽くしているのだが、
2年前の初個展の時と同じように、
海外での初個展ということで
たくさんのわからないことに出会い
一つ一つ疑問点をクリアしながら
準備をしている。
例えば
運送費はいくらかかるのか、
限られた予算の中、
展示スタイルをどう工夫したらいいのか、、
作品に関しても、
イメージを膨らますために
展示会場に行きたいものの、
やすやすといける距離感ではないため
現地の方と電話をしたり、メールでやりとりしながら
進めている日々。
一筋縄でいかないことが多く、
制作も、渡航一ヶ月を切ったにも関わらず
まだまだ終わる見通しがない。
●「初めまして」を歓迎する
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でも、この状況に対して、
「考えなきゃいけないことが多すぎる!」
と、投げ出したくなるか?
と思うかといえば、そんなことは全くない。
むしろ、わからないのは当たり前。
だって初めてのことだもの。
わからないことがある度に
「もう嫌だ!」と思っていたら
何も成し遂げることはできないまま
一生を終えてしまうだろう。
そうは言っても確かに、慣れ親しんだ場所や
最終の形が予想つくところで展示をしたほうが
楽だし、安心できる。
でも、それでは面白くない。
成長は期待できない。
●やっぱり行き着くところは…。
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何のために絵を描いているのか?
ひいていえば、
何のために生きているのか?
を突き詰めて考えていくと
「成長するため」。
では、そのために何が必要なのか、といえば
未知のことにどんどんチャレンジしていく行動力。
極端な話、失敗してもいいと思っている。
(何を失敗と見なすかは人それぞれだが)
経験上思うのだが、
人は、やったことに後悔するよりも
やらなかったことに後悔する。
だからやっぱり、
未知の自分を引っ張り出すべく、
これかもたくさんの「初めまして」と出会っていきたい。
そして、
初めてのことにたくさん挑戦し続ける
人生でありたい。
ただただ、そう思う。
今日も明日も
いっぱい頭に汗をかきながら
「初めて」に挑み続ける。
Because there’s a first for everybody.
And I mean, EVERY BODY.
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2016.8.16 Tuesday(*KAYO-BI)
Kayo Nomura
*KAYO-BI:毎週火曜日にブログを更新しています。
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