必然しかない世界 Everything is "Meant to Be"
東京での楽しみまっさきに挙がるのが
美術館やギャラリー巡りだが、カフェ巡りも同様に好きだ。
特に良いなぁと思っている地域が、
お洒落で美味しいコーヒーを飲めるカフェが
急増している清澄白河や蔵前あたりの下町。
清澄白河駅から徒歩5分程歩いた場所にあるfukadaso cafeもそう。
ここには名物?おカミさんがいらっしゃる。
その名もキクさん。
頭の整理をしに、ノートとペンを持って訪れたこのカフェだったが、
常連さん達で盛り上がるカウンター席に割り込んでいた同世代の方に便乗し
気づいたらお店にいたお客さん全員と友達になっていて
人生相談やら身の上話やら、
「初めまして」とは思えない雰囲気で会話が進んでいった夜。
●キクさんという人物
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30年もの期間、アメリカに住んでいたそうで、
私が小学生時代に滞在していたカリフォルニアにも長年住んでおり、
9月の個展開催場所のニューヨークにも在住経験が。
しかもアートのコーディネーターもされていたという。
その上、共通のお知り合いもいたり、と、出会うべくして出会った方。
年齢と元気度のリンクがしずらいぐらい活発な方で
人生のうんちくも語ってくれ、しっかりメモメモ。
●全てが「必然」
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世の中には、偶然の出会い、とか「気づいたらこうなっていた」
というようなことがしょっちゅうあるけども、
意図せずに何かを選んでいたとしても
それは実は全て必然、という感覚をひしひしと感じる。
これまでの人生を振り返ってもそうだし、
上述のキクさんとの出会いもそう。
一見逃げ出したいような出来事に遭遇しても
その嫌だと思う出来事に対面し、それを乗り越えなければ
今ある充実感や幸せはなかったよな、
と思うようなこともひっくるめて、そう思う。
出会いも出来事も何をおいても
「そうでなければならなかった」
という確信が芽生えてきている。
●生き方の指針
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そう思うと、
何かを避けることの無意味さをしみじみと感じる。
例えば
「あの人に会いたくないから同窓会に行くのはやめよう」と思ったとしても
仮に同窓会に参加せず、その会いたくない人に会わずに住んだとしても、
道端でたまたま出会ってしまったりするもの。
逃げても、避けても、結局、手を変え、品を変え、
直面するように、世界はできている。
だから、ただ、目の前に起こりうること全てに対して
受け止めていくこと。
その際に、受け身ではなく、主体性を持つこと。
それが私の生きる姿勢。
逃げない姿勢を貫くことで
チャンスも沢山舞い降りてくる。
ということをキクさんとの出会いで
改めて感じさせられたのだった。
また、東京に行ったら、fukadaso cafeに行こう。
キクさん、ありがとう。
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2016.6.28 Tuesday(*KAYO-BI)
Kayo Nomura
*KAYO-BI:毎週火曜日にブログを更新しています。
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