Coyomi Project 2022 の忘備録-その1-

毎週火曜日のみ発信しているKayo-bi Journalだが、昨日火曜日の投稿でお伝えした通り今週一週間はCoyomi Projectのために日々お話をさせていただくため、その忘備録も含め、対話期間が終わるまで毎日書いていくことに。

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今日は6名の方との対話。午前中に3名、午後に3名。

何年も前に個展に来てくださった方(そして今はカナダにお住まい!)、数年前のワークショップにご参加くださった方、現在「対話とわたし」連続講座にご参加くださっている方、以前ご参加くださった方、、、梅雨らしく、しとしと降り続ける景色を見ながらzoomでの対話時間。

お話しくださった方の話に耳を澄ませていると、「そうそう、その内容、私もつい最近思っていたことだった!」と強く頷くことが度々あり、まるでもう一人の自分がその話をしているような感覚に。鏡を自分の前に立てて、その自分と話をしているような不思議な気持ちになる瞬間も。

様々な場面で、私は多様性と普遍性の話について話をしている。
個々の体験する出来事や物語が多種多様だとしても、根っこでは私たちは皆繋がっていて、より普遍的なひとつの内容に集約するのではないか、という話だ。

上記の体験はそのことそのものではないかと思った。

もちろん、体験している詳細は全く異なるし、状況や立場も似ていないのだけども、根っこにあるメッセージというか、煮詰めると出てくる想いというのがとても似ているのだ。

要は、普段から自分が考えている内容を、申し合わせたように伝えてくるというか。この感覚を言語化するのは難しいけども、今日は特にそう感じることが多かった。

また、もう一つ。
これは今日に限らず、前回の方も含めてなのだが、父親に関する内容をお伝えしてくだる方が多い。その内容が主題のこともあれば、何かの話で流れ着くこともあるのだけども、父親の病気もしくは死に感する内容が。だから何というわけではないが、これも心に残ったので、ここに記しておく。

最後に。
今日参加者の方が伝えてくれたことを意訳しておきたい。

”何をするにせよ、自分が閃いたことや「やりたい」と思ったことを、純粋な気持ちで形にしていくと、思いがけないご縁でその活動が広まったり、思いもよらなかった方の元に届いたり、と輪が広がってくる出来事を経験した。

そして、一人でできることなんてたかが知れている。色々な方に協力をいただきながら進めていくと、関わってくれた方と共に幸せになるようなギフトもある。

佳代さんがされているこのプロジェクトも、多くの方のパワーとエネルギーをもとに、化学反応がおき、素敵な作品になることを願っています。”と。

本当に、その通り。
どんな対話時間になるのかわからない中お引き受けくださった皆様、ありがとうございます。
今日もご参加くださった皆様、ありがとうございました。

2021.6.16
Kayo Nomura