カレンダー展in大阪終了報告//Calendar Exhibit in Osaka
11月24日より一週間開催しておりましたカレンダー巡回展in大阪、本日終了いたしました。
お越しくださった皆様、気にかけてくださった皆様、ありがとうございました。
今回の展示は、土地柄もあってか、ご年配の方との交流やご家族での来場をされる方も多く、いつもと違った角度で自分の作品を再認識するきっかけを得れたこと、終日在廊することによって多くの方とゆっくりお話する時間を持てたこと、そして何よりも、原画の力を再度思い知ることができた会期でした。
原画と印刷、実物と写真の違いについては先日もお伝えした通りですが、作品の前で涙ぐみながら眺めてくださる方や、「癒されました」「心が浄化されました」というお声をたくさん頂戴し、「絵を描く、というお役目をもらえてよかったな、、」と毎晩思いながら帰路に着いていました。
また「対話をしながら描く」という取り組みそのものに興味を持ってくださった方も多く、連日何名もの方と対話をさせていただく時間そのものも、豊かな時間でした。
「これが以前描いてくださったomamoriです」と見せてくれつつ、「あれから色々と変化があったので、改めてお願いします」と2度3度と受けてくださる方、はたまた「えー!何を話したらいいのかしら?!」と言いながらも興味深く作品を描く姿を見ながら初めて体験される方、なかには「昨日omamoriを描いてもらったのですが、今日はcalendar drawingをお願いしたいです」と再訪くださる方もいらっしゃいました嬉。
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個展をさせていただく度に、自分が大切にしたいことは何か、について再考させられます。そしていつも同じ結論に辿り着く。「対話をしながら絵を描き続けたい」と。
そのためには、私自身の器をより広く深くしていきたいと思うし、表現をもっと突き詰めていきたい。
話が少し逸れますが、今月に入って、思い切っていくつかの学びを新たにはじめました。それらは来年の春に終了予定。直接絵と関係のない分野、だけども、より自分の活動を深くしていくために必要な内容だと認識しています。そこで学んだことも少しずつお伝えしながら、これからも「対話と絵」の活動を深めていけますように。
となんだか意思表明みたいな内容になってきましたが、明日からいよいよ師走ですね。
笑って大晦日を迎えられるように、あと31日口角上げて邁進していきましょう。
いつも気にかけてくださっている皆様、ありがとうございます。
2021.11.30
Kayo Nomura