自分であること Be You, Do You, For You
突然ですが、
「絵を通してやりたいことは何か?」
と聞かれたら私はこう答えます。
「絵を通して、見てくれる人の
心を浄化していくことをしたい」と。
でも、その一方で、
作品発表の場だけではない活動を
私はしたいと思っています。
それはなんでかというと、
人とのコミュニケーションをとることが
私にとっては何よりも大事な行為だから。
もっと言うと、
人を癒すこと・元気にすることが
私の活動の軸だと思っているから。
⚫︎ 好きの延長線上にあるもの
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絵は言葉以上に伝えるパワーのあるものである。
直接心に働きかけるものだと確信している。
ほんの6年前までは私は描いていなかったし
絵を日常的に描くことになんて見向きもしていなかった。
でも、様々な偶然に導かれて、描く道を選んだ時
「ただ単に好きだから」
と言う単純な理由ではないもののために描いている。
描くことを通してやりたいことが明確になってきたからだ。
⚫︎ 多用と普遍
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私の絵を描く原点は、人。
それは、様々な地域に暮らした経験から、
人間という生き物に関心が芽生えたもの。
特に興味関心があるのが
「なんで同じ人なのに、こんなにも
(考え方や価値観、ものの捉え方が)違うのか?」
と疑問に感じる場面と、
どれだけ生い立ちや置かれている環境が違っても
万国共通の普遍的な共通点もある、
多様性の中にある普遍性に関して。
多種多様であることの根本にある普遍。
⚫︎ 「対話」と「絵」の軸
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その人の根本にある想い感覚は
人と話をすることで初めて理解できるものである。
だから、冒頭に伝えた通り
コミュニケシーションを大切にしている。
絵という媒体を通して対話をすること。
だからこそ、ワークショップや
対話から描く活動(Dialogue Drawing、Omamori Drawing)
を開催している。
⚫︎ 自分らしさを追求する
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「私だからできることってなんだろう?」
この問いを定期的に自問自答している。
その答えが
対話と絵の活動の軸だった。
この軸を通して、もっとできることは何のか?
それを今、考えている途上である。
そんな今日は私の今、一番好きなフレーズで締めくくります。
Be You
Do You
For You
自分であれ
自分を生きろ
自身のためにも
2019.7.23. 火曜日
Kayo Nomura