sirotae二人展始まりました//balance

香川県高松市での二人展、始まりました。
本当は、言葉で書いて写真で伝えるよりも、実際に足を運んで欲しい。
そんな空間に仕上がっています。
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一緒に展示をしている洋裁家の瑞枝さんの服が並ぶ場と、作品が一覧できる場、ふたつが折り重ねる場、と一つの空間の中にも、様々な角度で楽しんでいただけるレイアウト。
彼女の服にワンポイントの作品を描いたコラボ商品もあります。
会場のsirotaeは、大きな公園に面していて、窓一面からは木々と空が視界にドーンと入ってくる、そこにいるだけで、なんとも気持ちの良い空間。時間の流れが穏やかです。
在廊した初日二日目は、対話をしながらあなたにとってのお守りを描くOmamori Drawingと、カレンダーの表紙に来年の願いをワンポイントで描くCalendar Drawingを開催しました。
SNSを通して知ってくださった方が多く、
「実は今日誕生日なんです!絶対行こうと思っていました。」
「最近仕事で思うようにいかなくて…前を向ける作品をお願いします」
「とにかく楽しいことに目が向くような自分になりたい」等々、
色々な思いを託してお話してくださった初めましての皆様。
なかには描き終わってからすぐに作品を携帯ケースに忍ばせる方も。(嬉)
作品をご覧くださっているかたの中で印象に残っている会話があります。
「実は絵を描きたいと思っているのですが、どうしてもその一歩を踏み出せないでいます。」と打ち明けてくださった方がいました。
話をしていくなかで、その方が「自分と向き合うことを避けていました。」ということが判明。絵を描くことは、自分を通して出てくるものなのに、そこをすっ飛ばそうとしていました。気づかせてくれてありがとうございます。」と。
どう表現したらいいかわからないけども、絵を描くことの力を、私も気づかせてもらえたエピソードでした。
作品自体への感想も。
「作品がまるで生きているみたいに見えます。」
「生きた宝石みたい。」
とおっしゃってくださる方が多く、その反応にも嬉しく思いました。
生きているものを描いている、という自覚があるので、そのエネルギーが伝わって嬉しいな、と。
やっぱり原画を見ないと、こういうのは伝わらないですね。
滞在中は、うどんもいただきました。美味しい。安い。早い。
さすがうどん県ということはある!と唸りました。
緊急事態宣言も明けて、私自身、小旅行を楽しめた在廊の日々となりました。
お近くにお立ち寄りの際には、ぜひ。
お気に入りの一枚に、出会えますように。
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FLAVOUR WORKS(衣類)
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野村 佳代(絵)
2021.10.23 sat … 11.1 mon
*10/27 wed お休み
open 12:00 – 18:30
高松市天神前1-25 天神前興産ビル3F
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2021.10.26
Kayo Nomura