絵を描くことは、自分を知るということ Drawing is about Self-Discovery
「1月行く、2月逃げる、3月去る」というけども!
ほんまに、そそくさと 1月は行ってしまわれました…
そんなわけで?
今、私は軽井沢にいます。
軽井沢。
夏の避暑地というけども
冬はどうなん?って思われた方、
冬は冬で良いのでござんす。
人も少なく、静かでのんびりできる上
冬の軽井沢は、夏に比べるとお手頃価格。
(多くの美術館は休館になっているのが残念だけど)
で、冬の軽井沢で何をしているかというと
もちろん、絵を描いています。
状況が許せば定期的に旅をしながら
絵を描くようにしているのです。
日常から切り離された中で描くものたちは
普段の生活の、細切れタイムとは違う系統の作品が
生み出されていきます。
(その多くは随時インスタグラムにアップしているので
興味を持たれた方は覗いてみてくださいね。
http://www.instagram.com/kayonomura_/ )
最近は
「良い悪いをジャッジすることなく、ただ描くこと」
これをモットーにしています。
絵を描いている最中に
「こんなのダメだ」「あぁ失敗した気がする」
と少しでも思いそうになったとしても
「いやいや、それをジャッジするのは描いた後に」
と判断するのを後回しにします。
そうすることで、最後までのびのび描ける気がする。
これって、絵に限らず、すべての出来事にも言えること。
「あぁ嫌だなぁ」とか「どうしてこうなるの?」と
不快に思う出来事があったとしても
その不快感や嫌悪感をすぐに自分の中に取り入れないこと。
出来事そのままを、まるごと受け入れていくこと。
そうすることで、意外と「あれ?あの出来事に対して
なんで嫌だって思っていたんだっけ?」ということにもなる。
絵を描いていると、自分の「いつもの癖」とか「普段の思考」が
見え隠れする、ということに気がついたのもここ最近のこと。
筆を動かしながら半分面白がりつつ、自分と対峙しています。
絵を描くということは、自分を知ること。
つくづくそうだな〜って思います。
さぁ、2月を逃さないように、がんばるわよ!
2.2.2016
Kayo Nomura
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