人生の地図。Map for Life Journey
桜が咲き始め、新年度が近づくと、
新年に立てた目標について改めて振り返り、
再考する気持ちが生じる。
そうする中で、ふっと思う。
そもそも、なんで目標を立てる必要があるのか?
目標を立てるのに費やす時間って
意外にかかっている気がするし、
予定は未定だし、窮屈な気持ちになるし
なんだか総じて面倒くさいよね。
では、なんで、目標を立てるんだろう?
● 迷子の三条件
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目標について考える時、
新卒の頃にある方に教えていただいた
「迷子の三条件」の話を思い出す。
それはどういう話かというと
完璧な迷子になるには、
三つの条件が必要だという話。
1)目的地がわからない
2)現状の位置がわからない
3)現状から目的への行き方がわからない
この三つが揃うと、
完全なる迷子になるというわけだ。
通常、目標というと、1)の「目的地」
のことだけを考えることが多いと思うけども
現状とのギャップを考えた上で
3)の「行き方」を考えることが必要だから
目標を立てるということはこの3つの観点を
忘れないでね、と教えてもらったのだった。
● 原点は何?
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最近、思うのは、上記の三条件に加えて
必要なものがあるのではないかということ。
いくら現状を把握し、目標を立て、
どのようにそこに行くか、つまり計画を立てても
ある行為を忘れていたら、やっぱり難しい気がする。
言葉にすると「そんなことかい!」
と思われるかもしれないが、
「決意すること」。
つまり、
「本当にその目標を達成する気持ちあるの?」
という、自分への確認作業。
言い換えれば、
「何のためにその目標を立てようと思ったの?」
「本当にそれが必要なの?」
と、原点に立ち戻る作業ともいう。
● 落とし穴に注意!
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例えば、「お金持ちになりたい。」
という目標があるとする。
その目的が「家族を幸せにするため」
だったのに、
計画を立て、実行する行為の最中、
家族をなおざりにして、結果的に
悲しませることになったら
その目標は目的とそぐわないことになる。
何が言いたいかというと、
目標を立てる行為は、もともと
強烈な光を放っているということ。
だからこそ、目標を立てる上での落とし穴、
つまり闇の部分も把握しておくことが
道筋立てて目標を達成する
ショートカットになるのではなかろうか?
● まとめ
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結局いつもの話になってしまうが、
光から闇まで、すべてをひっくるめて
認識していくことこそが大事だということ。
そして、それは、「目標を立てる」
という行為においても言えること。
光ばかりを追い求めていってしまったばかりに
「こんなはずじゃなかったー!」と後々後悔
することのないように、
一見周りに見えても熟考することが
人生を生きる上で必要だよね。
● 一言編集後記
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目標とは、私にとっては
「人生の地図。」
だからこそ、迷子にならないように
そして、それだけではなくて、
本当にその目的地に行きたいのか、
もひっくるめて、チェックすること。
ま、迷子には迷子の良さもあるけどね笑。
\Let’s enjoy this journey called life./
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2018.3.27 Tuesday(*KAYO-BI)
*KAYO-BI:毎週火曜日に更新しています。