想いの結晶化としての絵 Crystallizing Your Thoughts and Feelings
今年はテレワーク元年というべき年として人の記憶に残るのかもしれない。
かく言う私も多くの方同様、オンラインに踏み込まざる終えなくなった年だった。
ホームページとSTORESで作品販売に踏み切ったことを初め、オンラインで絵を描くワークショップ、またDialogue DrawingやOmamori Drawingもスタートさせた。
特に対話をしながら描く取り組みというのは、初対面であること自体ドキドキするだろうに、画面越しお話をしながらライブで絵を描く、という一見謎の取り組みだ。参加くださる方がいることへの有り難さを噛み締めながら毎度画面上で出会っている。
そんな今日も、オンラインでDialogue Drawingを実施した。
Dialogue Drawingはその方にとって、今一番大切に思っている言葉や想いを軸に対話をスタートするのだが、話をしていく中で不思議と「こういう感じの色合いだ」「こういう形だ」というイメージが浮かび上がってくる。逆に言うと、浮かび上がってくるまでは、筆を動かすことはしない。
一旦描き出すと完成形もおぼろげながら脳内で見えている。水彩絵の具とインクを含んだ画材で描くため、乾かしている時間がもどかしく感じながらも、対話の時間を楽しみながら進めていく。
これはDialogue Drawingに限らずFushime DrawingでもOmamori Drawingでも共通していることだが、描くことを通して、真に大切にしたいものや、どんな未来を創っていきたいのか、というその方のコアの想いを一緒に織り込んでいるような感覚にもなる。
絵を描く行為というのは、私にとっては、想いの結晶化だ。
作品を眺める度ごとに、その想いを思い出すような、特別な一枚になったとしたら、嬉しい。
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Dialogue Drawingはオンラインでは毎月3名様限定で開催しています。
(詳細はこちら▶︎Dialouge Drawing)
Omamori Drawingのお申し込みははこちらから▶︎Omamori
Fushime Drawingは、少し形態が異なります▶︎ Fushime
一年の終わりに、そして一年の始まりに、という方、ご連絡お待ちしています。
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2020.12.8
Kayo Nomura