個展終了報告//Coyomi Calendar展 in 名古屋

10月31日-11月7日まで名古屋にあるインテリアショップHARVA LEHTOさんでのカレンダー展が終了しました。

始まった、と思ったら、気がつけば終わっていた。それぐらいあっという間に駆け抜けた期間でした。今回の展示も、色々な意味で思い入れのあるものだったから。

 

多くの方と同様、今年は、様々な面での制約や見通しの立たない計画、制限のある中での活動、と不確定な中を柔軟に過ごしていくことが必要となった年でした。

個展をすること。在廊すること。直接お会いして話すこと。これまで当たり前だったことが、特別で大切なものであったという事実に気づかされた展示でした。

人の体温を感じられる距離感は、どうひっくり返ってもオンラインでの活動には敵わない。

そして、それは作品にも通じること。

「インスタでいつも見てましたが、今回初めて原画を見れて、色彩のグラデーションや、細やかな筆遣いなど、肉眼で見ないと分からなかったです。実物を見れて感動しました!」

そうおっしゃってくださる方が何名もいらした。

 

また今展が、#coyomiproject として、何十名もの方と対話をし、エッセンスを抽出して描いたカレンダーの原画展だったということも、思い入れの深さに繋がりました。より深く自分の活動に根付いた内容のカレンダーができたこと。その過程を、来てくださった方に共有しながらご覧頂けたこと。

これからの活動の軸が、より強固になっていく感覚を得ることができました。

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初日が一年前に感じられるぐらい昔のことに思えますが、同じようにこの2020年も、瞬く間に過ぎ去りつつあります。沢山の方が手にしてくださったカレンダー、来年の毎日を共に過ごしていける良きパートナーとなってくれますように。

最後になりましたが、あたたかな空間HARVA LEHTO店主の岡田さん、カレンダー/DMデザイン及び会場設営の監督をしてくださった村松さん、そして、何よりもこの展示にお越しくださった皆様、気にかけてくださった方々に、最大限のお礼を。本当に、本当に!ありがとうございました。

また、地元名古屋で開催できる日を夢みて。

 

2020.11.10
Kayo Nomura