大阪個展終了報告// Flower Art Exhibit in Osaka

 

3月16日から3週間に渡って開催した
大阪個展が4月5日をもって終了しました。

ミモザの美しい頃合いから、桜満開の時期まで、
寒い日も、雨の日も、暖かい日も、季節織り混ぜ
春休みも挟み、子連れの方も多く、たくさんの方と
交流でき、文字通り豊かな会期でした。

昨夏、初めて会場のabout her.さんを訪れてから
一階の花屋さんを通り抜け「花を描く展示にしたい」
という想いからスタートした展示
『Life in the Moment with Flowers -花と共に生きる”今”-』

具象を描くことが今回の挑戦でした。

図鑑や生花をもとに、
時に想像上の花も織り混ぜ
描いていった作品たち。

でも。花を植物を描きながらも
本当のところ、描いているのは心の内。

会場に設置していた感想シートに
以下のコメントをくださった方がいた:

「植物を植物としてではなく、
自分の心と共鳴しているところに
とても大きな広がりを感じて、
心の中で波紋のように
広がっていきました。」

この言葉に全てが詰まっていると思った。

絵から感じ取ったエネルギー
そこが心に響き、結びつき
細胞のひとつひとつに
溶けてあって、最後は
自分と一体になる。

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そのほか頂いたご感想の一部:

・とても素敵な作品ばかりで、テーマからもメッセージを受け取れたり、
インスピレーションがあり、拝見しているだけで、とても満たされた気持ちに
なりました。

・友達から「きっと好きだから行ってみたら?」と今回の展示を教えてもらい
来たのですが、来れてよかったです。
Shadowの線、New Worldの世界、美しさを感じました。

・SNSでお見かけして、今回初めて生で見れて嬉しかったです。
どれも目に優しい色使いに惚れ惚れしました。

・広い爽やかな空間とすごくマッチしていて、もう感動しました。
飾らず、ありのままで、その結果心地よい空間が絵の中に残っていて、、
すごくよかった!

・優しい色合いだけど、メッセージはしっかり届く。
そんなふうに風に心に響きました。

・憧れの佳代さんの絵を見ることができて幸せでした。「いい絵とは?」のインスタグラムのストーリーを見て、佳代さんはこんな風に絵と自分と対峙するんだなぁと感じました。私も自分が思い感じる「いい絵」を探していきたいです。

・大好きな佳代さんの絵に囲まれてとても幸せな時間でした。花や植物を描かれてるのは初めて拝見しましたが、どの絵も佳代さんの思いと溶け合っているかのような…素敵な世界でした。毎回どの子も連れて帰りたい!

・どれも素敵でした。日常に馴染む、でも心のトキメク作品ばかりで、見ていて心が晴れやかになりました。

・作品と制作日記を拝見し、アートはアーティストを知って初めて楽しめるものかなと感じました。
アートへの入り口を開けてくださり、ありがとうございます。

・いつも絵を見ると癒しと同時に自分の中のパワーを引き出してくれるような気がします。好きな絵ばかり!

・色、形、言葉が響き合ってひとつの作品になっていて心があたたまりました。

・久しぶりに佳代さんの原画を拝見できて嬉しかったです。美しくて、ぱぁーっと気持ちが明るくなるような心地。こんなに広々とした空間で見るのは初めてで、気持ちよかったです。ますますのご活躍、楽しみにしています。

・今を輝く幸せが詰まった、植物たちの美しく透明感のあるキラキラした姿に癒されました。ありがとうございました。

・インスタで初めて見てきました。私は海外で生まれ育ちました。かよさんはその経験を大好きな芸術に落とし込める、素敵だなと思いました。色使い、感性が大好きです。

・インスタで拝見していましたが、近くでされることを知り、実物を観れるのを楽しみにしていました。とても良かったです。これまでの展示ファイルを見て、毎回それぞれのギャラリーさんの雰囲気に合った作品のようで、どの回も見てみたかったと思いました。

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『絵の力って果てしない。』

展示をするたびに、その確信が
一段と深まってゆく。

それは会期中のライブペインティングでも
ひしひし感じさせられたことでもある。

演奏者のあやかさんと会場の皆様の力、
見えない何かに描かせていただいているような
そんな感覚だった。
(ライブペインティングのことは別途書いていきたい)

 

個展の回想、
どこまでも描き連ねていけそうだけども
どこまでも想いが溢れてゆくけども
よく聞かれる、質問の問いで終えたいと思う。

それは
「これからどんな絵を描いていきたいですか?」
という問い。

答えはシンプルに、「生きた絵」。
上手い下手を超えたところにあるもの。

そのためにも、これからも
内側をより純粋に、より強く、より優しく
今を突き進み、この命を全うしていきたい。


最後になりましたが、
今回の展示/イベント/コラボを企画してくださった
about her.の溝口さんと塩見さんに多大なる感謝を。

売り場のスタッフの方々含め、皆様本当に誠実で熱心で
より良い場を作ろうと率先してくださる。
ありがとう。

会場設営には毎度お世話になっている林さん。

様々な面でサポートしてくれる家族の存在。

そして何よりも、
足を運んでくださった皆様、
気にかけてくださった皆様、
作品を購入くださった皆様、
初めての方もいつも来てくださっている皆様も
本当に、本当に、ありがとう。

自分自身の内側にも光を見出す
そんな会期でした。

Thank you, always.

220405
Kayo Nomura