「余白」時間 の持ち方 In the Long Run
今日は久々に朝日と夕日を共に同じ日に拝むことができた。
手が悴む朝、白い息を吐きながら、徐々に世界が明るくなるそのグラデーションを見、
夕暮れ時、ピンク色に染まる空を拝み、澄んだ空気に月の輝きを感じることができた日だった。
話が突然飛ぶが、私は絵のお仕事と並行してコーチングのお仕事もしている。(コーチングとは目標達成や課題解決に使われる、対話主体のセッションのこと。)
今朝、今年最後のセッションだったクライアントの方と今年の振り返りと来年の計画について話をしていた際に、いかに「第二領域」が大切か、ということが話題にのぼった。
第二領域というのは、世界的ベストセラー『7つの習慣』の著者フランクリンコービーさん発案の内容で、「緊急ではないけども重要」な項目の時間のこと。
ついつい、私たちは、目の前のことに追われてしまいがちだけども、長期的視野に立った時に、今は緊急ではないけども、重要なことに時間を当て続けることが大切だ。
冒頭の「自然との時間」は私にとっての第二領域だ。
緊急ではないかもしれないけども、極めて重要なこと。
朝と夜の狭間の色彩を感じ、頭を空っぽにして、ただひたすら足を働かせること。
興味深いカタチに出会ったら、スケッチ帳にささっと描いて。
色々な閃きを思いつき、自分の声を聞くことができるのもこの時間。
つまり、第二領域は「余白」の時間でもある。
物理的・精神的余裕がないとできないこと。
ゆっくり湯船に浸かって読書をしたり
アロマを焚きながらストレッチしたり
良質な読書をしたり、、
人によって、その内容は異なるけども
日々の時間の中に「余白時間」はたとえ数分でも持ちたいもの。
1年の振り返りをし、来年に向けて想いを馳せるこの時期に
「自分にとっての余白の時間」は何か?と
問いかけてみるといいかもしれません。
*先週お伝えした通り、「対話の実験室」期間中はKayo-bi Journalはお休みをします。
(展示やイベントのご案内は引き続き告知いたします)
というわけで次回のKayo-bi Journalは2022からのスタートです。
少し早いですが、良いお年を。
Merry Christmas and a Happy New Year!
2021.12.14
Kayo Nomura