Tsu. Na. Gu. – 点から生まれる物語 –

絵を描く時、いつも「点」から、始める。その点が、線となり、色が連なり、やがてはひとつの物語として、作品が完成する。でも、いつも、始まりは、たったひとつの「点」だ。それは、大袈裟に言えば、無から有が生み出される瞬間で、空白(真っ白な紙面)が動き出した証とも言える。
同じように、私たちの人生も、いつだって、何もないところから始まる。始まりは、まっさらな、空白。そこに「私」というひとつの点が生まれ、世界と対面し、数多の出会いと経験を経て、今現在の自分の人生、という作品が出来上がっていく。

: Ink, watercolor, pen, and pencil on paper
: Size: 227×158mm
: Sold