安室奈美恵から学ぶ生きる姿勢


安室奈美恵さんが
2018年9月16日をもって引退しました。

平成の歌姫と呼ばれた彼女は
昨年9月に1年後の引退の発表をし、
同年11月にラストアルバムとなる
”Finally”をリリース、ダブルミリオンを達成。
今年2月にスタートしたツアーは動員数80万人を超え、
その軌跡を辿ったDVDもミリオンセラーに。

日本国内のみならず、アジアを含む多くのファンに
惜しまれながらも「歌手・安室奈美恵」としての
人生に幕を閉じ、次のステージへと向かう彼女の
生き様に、共感をした方も多いのではないでしょうか。

私もその一人です。

今日のKAYO-BIは、安室奈美恵さんの半生から学ぶべき
「生きる姿勢」について洞察していきます。

⚫︎ ”楽しむ”ということ
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安室奈美恵さんと同じ世代に育った方や
アムラーだった方はお分かりだと思いますが

当初グループで活動開始した彼女は
のち、小室哲哉さんに見出され、ソロ活動をスタート。

その後の彼女の活躍は私が言うまでもありません。

そして、人気絶頂の最中での結婚と出産、活動休止からの再スタート、
小室さんとの離脱、路線変更による人気低迷、母親の死、離婚。

また、彼女の爆発的な人気は終息していきました。

昨年11月にNHKのロングインタビューでは
当時のことを下記のように言われていました。

「”歌手としての安室奈美恵”がわからなくなっていた時に
 SUITE CHICというプロジェクトをスタートした。
 
たくさんのアーティストさんと共に歌うことで、
歌うことを通して楽しむこと、を思い出した。」

「自分が好きなことを好きと言って、楽しまないと
 いいものは作れないってことを思い出した。」

「いいと思うことを堂々と胸張ってやればいいんだ。」って。

その後の彼女はブレることなく
“安室奈美恵”を再スタートさせていきます。

そして、自分の表現する場、活動の中心は
コンサートであるということに気づき、
徐々にTVに出なくなっていきます。

そればかりか、コンサート中もMCもせず、
ひたすら歌とダンスを披露する彼女にしか
作り出せない2時間半の場を創造していくように。

⚫︎ 始まりがあれば終わりがある
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デビュー当時から
「この仕事はずっと続けられるものではない。

 始まりがあれば終わりは必ずある。
 デビューがあれば引退は必ずある。」

と思っていた彼女。

引退する時は、必ず、
大きな会場でたくさんのファンに
囲まれながら、直接感謝の気持ちを
伝え、潔く引退する

と決めていたそう。

先日のラストツアーでは、言葉通りに
それをやり遂げた安室奈美恵さん。

⚫︎ ”自分を生きる”ということ
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安室奈美恵さんの生き様から私が感じ取った
一番の想い、それは

・自分の真ん中を生きることの大切さ

それってどういうことかというと
周りに何を言われようと、
自分を信じて貫き通す信念を持つこと。

自分で、自分の人生をクリエイトしていく力。

安室奈美恵さんも一時彷徨い、
わからなくなったからこそ、一度見つけた
彼女の道は一本の筋が見えていたようになりません。

彼女のその生き様に、共感し、
歌やダンスという能力を超えて、
安室奈美恵という存在そのものに
ファンであり続けた人が多いのではないでしょうか。

⚫︎ まとめ
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アーティストの役目っていい作品を提供することも
そうだけども、それ以上に、その人の生き様やあり方を
通して、周りの人たちに良い影響を与えていくことなのでは
ないだろうか。

安室奈美恵さんの姿から、それをずしっと感じています。

そして、それはアーティストのみならず
どの職業でも同じはず。

あなたは何を通して、自分の生き様を貫き通しますか?

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2018.9.18 Tuesday(*KAYO-BI)
*KAYO-BI:毎週火曜日に更新しています。