時間を区切る生き方 Life as a Journey

2019年の上半期が終わった。

月が切り替わると、時間の感覚がピシッと引き締まる。

月の始まりに感じていたフレッシュな空気感が、中頃にはダレて、
終わりになると「あ、もう今月が終わってしまう」という循環の
中で、毎月1日がくると気持ちが新たになりやすい。

一年という単位を取っても同じだ。

一年の始まりには「今年こそはこれをするぞ」とか「今年はこんな年にする」
など抱負や挑戦を掲げるが、1月、2月と進んでいく中で、目標のことよりも
日常の雑事や忙しさにかまけて、12月に入ると慌て出す。



旅も同じような時間軸だ。

数珠つなぎな毎日から、旅は切り替えをさせてくれる。
まるで月の始まりのように。新年かのように。

そして、旅のスタートに感じていた新鮮な気持ちは
中盤になると慣れてくる。非日常が日常化されるのだ。

そして終わりになると「もう旅は終わるのか?」
と焦りにも似たような焦燥感を伴う。


区切りがあるからこそ
私たちは、リセットしながら日々を生き直せる。

1日という単位を切り取ってもそうだ。
今日という日は、昨日とは違う1日になる。
夜寝てリセットされて、次の日を迎えることができる。

昼休みというのも切り替えの時間になる。
細かく言い出すと、例えばトイレに席を立つことや
気分転換に散歩にいくことも時間を区切る上で役に立つ。


時間という流れは切れることなく
流れ続けていると感じてしまうから

区切りをつけるのは
簡単そうで意外に難しい。

だからこそ、私は旅に行き、
日常を非日常化させてリセットする。

今回の台湾の旅がそれだった。

あなたにとっての、
「時間の区切り」はどんな方法がありますか?

2019.7.2 火曜日