限界のその先に Sky is the Limit

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秋の空は青く、どこまでも澄んでいる。
この時期の空を眺めていると、地球という枠を飛び越えて
宇宙までつながっている本来の姿が見えてきそうだ。
空を眺めていると、思い浮かぶ諺がある。
“The sky is the limit.”

これは、「制限というのは本当はないんだよ」
ということを記した表現なのだが、
自身の限界にぶちあたると、思い出す言葉でもある。
 
●インターバルで限界を超える
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体力作りのために、大人の水泳教室に通っているのだが、
泳ぐことが本来好きではないため、ついていくので精一杯。

先日も、泳ぎに行ったところ、インターバルの練習があった。
インターバルとは心肺機能を限界まで使うためのトレーニング法で
50メートルを1分20秒で、それを4本続けて、そして、
次は1分10秒×4本、1分×4本、といったように泳ぎ進めるものだ。

1分を4本泳ぐときには「もう無理・・」
と思いながらなんとか体を動かしている状態。

でも、もし「もう無理。」というところで本当に動くのを
やめてしまったら、当たり前だが、現状からの進歩はない。

だから、1分で泳ぎきれていなくてもいいから、
歩みを止めずにいく。
そうすると、なんとか泳ぎきることはできる。

体はくたくただけど、やりきった、という感覚は残る。

そして、次にインターバルをやるときには、
前回よりも、少しだけ気持ち良く泳げるようになっているのだ。
 

●もうできない、の一歩先に
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「自分の限界を決めているのは、常に自分の心だ」
水泳でインターバルトレーニングをするときに必ず思う。

そして、水泳以外の領域でも、思うこと。

今週木曜から、いよいよニューヨークに飛び立ち、
一週間後に現地で個展が始まる。

準備をしながら、絵を描きながら、
「まだ東京でも個展をしたことないのに、
無謀なことかもしれない」
と幾度となく思ったが
自分で限界のラインを設定してしまっていたら
いつまでたっても、同じ景色しか、見えない。

「本当はどんな風景を見たいんだろう?」
「どういう世界にいきたいんだろう?」
と自問自答することで、少しずつ、自分の限界の領域を
少しずつ上げていき、あっぷあっぷになりながらも
今日までなんとかやってきた。

どんな結果が待っているのかは、神のみぞ知る、だけども
最初から無理だ、と思って、挑戦することをしなかったら

後々、必ず後悔することが来ることを知っている。

だから、失敗しても、滑稽な姿を晒しても、
一歩一歩、空に向かって歩んでいきたい。

だって、いつだって
“The sky is the limit.”
なのだから。

あなたにとっての制限って何ですか?

What is your limit?
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2016.9.13 Tuesday(*KAYO-BI)
Kayo Nomura
*KAYO-BI:毎週火曜日にブログを更新しています。

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